Q&A
- ジェネリック医薬品は先発医薬品と同じなの?
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有効成分の量、効き目、安全性が同じですが、添加物等は異なる場合があります。薬によっては先発医薬品よりも味が改良されたジェネリック医薬品などもあります。
- ジェネリック医薬品を使うメリットは?
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患者さまのお支払の負担を減らし、国の問題にまで発展している医療費高騰を抑制することができます。ジェネリックとは、英語で「一般的な」という意味。ブランド薬である先発医薬品と同じ効能で安価となっております。現在、普及率が全国的には80%となっていますが、高知県は70%と他県に比べて低く、私たちの薬局でもジェネリック医薬品の使用を積極的に勧めています。
- ジェネリック医薬品に変更するにはどうするの?
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患者さまのご希望と医師の許可があれば、薬局で変更することが可能です。まずは薬剤師にご相談ください。
- 処方箋はどこの薬局にもっていっても大丈夫?
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病院などでもらった処方せんは、全国どこの薬局でも薬を受け取ることができます。
信頼できるかかりつけの薬局を決めておくと良いでしょう。複数の病院の処方薬を1つの薬局でもらうと、
薬の重複チェックや飲み合わせの確認が取りやすくなります。
- 処方せんは、 その日の内に薬局に持って行かなきゃダメですか?
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処方せんの有効期限は発行日を含めて、4日以内と定められています。
この日をすぎると処方せんは無効になります。
※処方せんの記載内容によっては、有効期限が4日間以外の場合もあります。
- 初めて処方せんを持っていくと、なぜ色々なことを聞かれるのですか?
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病院でも問診されたと思いますが、薬局でも服用しているお薬との飲み合わせをチェックしたり、
アレルギーなどの副作用を防ぐため、患者さまの服用薬や病歴、副作用・アレルギー歴などの情報をお聞きして記録しています。
もし何かの問題や懸念があれば、処方医に連絡し処方内容を検討してもらう仕組みになっていますので、ご協力をお願いします。
お聞きしたことは個人のプライバシーに関わる情報ですので、ご本人了承を得ずに他人に漏らすことはありませんので、ご安心ください。
- お薬を飲むタイミングは?
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お薬によっては、服用時期によって吸収や効果が左右されるものがあります。
また、効果は同じでものみ忘れを少なくするため、服用時期を決めることもあります。
多くは次のような指示ですので、参考にしてください。・食 前
食事の30分前ぐらいにお飲みください。
食べる前の方が吸収のよいお薬や、吐き気止め、胃腸の動きを良くするお薬などで指示されます。・食 後
食直前から食事の後30分以内にお飲みください。のみ忘れを防ぐために指示されることもあります。・食直後
食事をしたすぐ後にお飲みください。胃の中に食べ物があると吸収の良い薬もあります。・食直前
食事前10~15分から食べ始めるまでの間にお飲みください。
食後の高血糖を防ぐ糖尿病薬は、食直前のものがあります。・食 間
食後2時間くらいたった空腹時にお飲みください。
食事と相性が悪かったり、他の薬と併用してはいけない薬があるので食事から2時間あけて飲みます。
漢方薬に多い指示です。
食事中と誤解することがあるので注意しましょう。・就寝前
寝る30分くらい前にお飲みください。
睡眠薬、便秘薬などがあります。・時間毎
食事に関係なく一定の間隔(例えば6時間毎)でお飲みください。
血液の中の薬の濃度を一定にし、効果を持続させることが大切なお薬などでこの指示が出ます。・頓 服
医師の指示に従って、食事を気にせず必要な時にお飲みください。痛み止めや熱さまし、咳止め、吐き気や下痢止めのお薬などがあります。
- 水かぬるま湯でのむの?「水なし」でもかまいませんか?
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お薬によっては、お茶やジュースで服用すると、 効き目が弱くなったり、反対に効き過ぎたりすることがあります。
原則として、「多めの水かぬるま湯」で服用してください。
ただ、お子様に飲みやすくするため、ジュースやアイスクリームで服用したりする場合や水なしでも可能なものもありますので、
薬剤師にご相談ください。
- お薬を飲み忘れた場合は?
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思い出した時の時間帯や薬の種類によって対処が異なります。ご自身で判断せず、主治医もしくは薬剤師にご相談ください。
- 処方されたお薬が残っています。飲んでもかまいませんか?
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お薬は、患者様のその時の症状に一番合ったお薬が処方されていますので、処方された時に服用するのが基本です。
ただ、便秘の薬や頭痛、熱さましなどの頓服薬などは、患者様の症状に合わせて飲むように指示されていますので、
処方から時間をおいて服用する場合は医師か薬剤師にご相談ください。
- お薬の保存の期間は?
ほとんどの薬は、高温や多湿の場所を避けて保存すれば、未開封の状態で、6ヵ月~1年以上保つようにできていますが、
お薬によっては長期間の保存に向かないものもありますので、医師か薬剤師にご相談ください。
ただ、保存状態が悪い場合や、特に薬局など小分けして調整された粉薬やシロップ剤などは、
保存が難しい場合がありますので、時間をおいて服用される場合は医師・薬剤師にご相談ください。
また、点眼薬は開封後は1か月を目途にご使用ください。
- 残ったお薬はどうしたらいいですか?返品できますか?
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一度お渡しした薬の返品はできません。お住まいの自治体のルールに従って廃棄してください。
そのときの患者様の体調や体質に合わせて処方された薬のため、他の人に譲り渡したりしないでください。